2月23日に初めてウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会で演説を行いました。ゼレンスキー大統領の演説を聞いて、日本国内からウクライナへの支援をと企業や個人が動き出しています。海外へ気軽に行くことができない今、ウクライナの方とコミュニケーションを取るには、国際電話やインターネットを利用したAPPやオンライン会議システムなどのツールを利用するのか。
そんなことを考えていたら、ふと・・・オンライン会議システムの世界シェアが気になったので調べてみました。
オンライン会議システムの世界シェアランキングトップ3位
世界シェアランキング1位 Zoom
やはりZoomがシェア数37.3%とダントツ1位を誇るシェア率でした。日本でも利用者の多いZoomは世界各国でも利用者は多いようです。ここまでのシェア数を出せるのも多くの優秀なエンジニアが多いことと各国にZoomデータセンターを素早く設立できたことが大きいでしょう。また、使いやすいUIであることや無料で使えるなど多くのメリットと地味と言われていたZoom独自のブランディングのおかげではないかと考えます。
Zoomは世界中どこでも利用できると思っていましたが、一部地域で利用制限がされていました。
世界シェアランキング2位 Microsoft Teams
2位はMicrosoft社のTeamesがシェア率34.7%でした。日本国内でも新型コロナウイルス感染拡大を皮切りに利用するユーザーや企業が増加しましたね。ここまでTeamsが発展出来たのも、仮想クラウド「Azure」の利用者増加やoffice365の利用者は無料利用ができる点が多くのユーザーに選ばれた理由ではないでしょうか。
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN280HA0Y1A420C2000000/
世界シェアランキング3位 Google Meet
3位は、Google Meetがシェア率17.8%でした。個人的にもGoogle Meetは、操作が簡単でUIデザインも好きなツールの一つです。2020年5月よりGoogleアカウントを持っていれば無料で利用できるようになりました。Google Meetは世界25カ国で利用制限がかけられているのでこれが3位になった理由ではないかと考えます。
日本国内シェアもZoomが1位
日本国内シェアランキングトップ3 |
1位 Zoom 76.76% |
2位 Google Meet 3.73% |
3位 Microsoft Teams 3.05% |
1位と2位の差がこんなにもあるとは。恐るべしZoomです。2020年4月に始まったステイホーム期間中に簡単にしかも無料で利用できるオンライン会議システムとしてメディアで取り上げられていたのがほぼZoomだったこともあり、日本中で利用され認知度を上げていた影響があるのではないかと思います。
同年5月にGoogleも無料で利用できるオンライン会議ツールとしてGoogle Meetを出しましたが、Zoom利用の広がりが早すぎて、「オンライン会議ツール」「オンライン飲み会ツール」といえばZoomと定着していたのではないでしょうか。
出典:https://www.emailtooltester.com/en/blog/video-conferencing-market-share/